初診時17歳女性

グリオーマ(脳の中で神経細胞を支えているグリア細胞が腫瘍化したもの)の中で最も悪性度の高いものがグリオブラストーマ(膠芽腫)です。浸潤が早く手術による全摘は困難で、平均生存期間は約1年と極めて予後不良である脳腫瘍です。また、放射線療法や化学療法も本脳腫瘍には、ほとんど効果が無いと言われています。

悪性脳腫瘍(グリオブラストーマ)と診断され、全摘出術及び化学療法と放射線療法を実施後、活性化自己リンパ球療法(免疫療法)による治療を開始しました。写真1が脳腫瘍手術直後の画像です。広範囲にわたって脳腫瘍は摘出されています。

その後、月1回の頻度で活性化自己リンパ球療法による治療を行いました。結果、5年間で計60回にわたって治療が継続された後、活性化自己リンパ球療法を終了。現在10年以上無再発で元気に生活されています。なお、活性化自己リンパ球治療継続中、重篤な副作用は全くありませんでした。

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悪性脳腫瘍で術後再発予防目的で活性化自己リンパ球療法による脳腫瘍治療を施行し、3年以上、無再発で継続されている症例がその他に5例中3例(内1例は10年以上)あります(現在論文作成中)。 悪性脳腫瘍(グリオブラストーマ)の適応には、手術で脳腫瘍が出来る限りきれいに摘出されることが条件になりますが、活性化自己リンパ球療法による脳腫瘍治療は、予後不良なこのような症例に対して「再発予防」を目的とした重要な治療手段になる可能性があると考えられます。

初診時56歳男性

グリオーマ(脳の中で神経細胞を支えているグリア細胞が腫瘍化したもの)の中で最も悪性度の高いものがグリオブラストーマ(膠芽腫)です。浸潤が早く手術による全摘は困難で、平均生存期間は約1年と極めて予後不良である脳腫瘍です。また、放射線療法や化学療法も本脳腫瘍には、ほとんど効果が無いと言われています。

悪性脳腫瘍(グリオブラストーマ)と診断され、脳腫瘍全摘出術及び化学療法と放射線療法を実施後、活性化自己リンパ球療法(免疫療法)による脳腫瘍治療を開始しました。写真1は脳腫瘍の手術前と後の画像です。手術で、腫瘍部分を広範囲に摘出しています。

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img03   手術後、月に1回の頻度で活性化自己リンパ球療法による脳腫瘍治療を開始しましたが、脳腫瘍治療8ヵ月後に再発しました(写真2)

再発後、週に1回の頻度で治療を行ったところ、脳腫瘍の増大は止まりました(再発後29ヶ月間)(写真3、4)。

この後、活性化自己リンパ球による治療を中断したところ、中断後5ヶ月で脳腫瘍は急速に増大し、全経過3年9ヶ月(中断後8ヶ月)でお亡くなりになりました。活性化自己リンパ球療法による治療は延べ160回施行され、治療継続中、重篤な副作用は全くありませんでした。

悪性脳腫瘍で術後再発予防目的で活性化自己リンパ球療法による脳腫瘍治療を施行し、3年以上、無再発で継続されている症例がその他に5例中3例(内1例は10年以上)あります。悪性脳腫瘍(グリオブラストーマ)の適応には、手術で脳腫瘍が出来る限りきれいに摘出されることが条件になりますが、活性化自己リンパ球療法による脳腫瘍治療は、予後不良なこのような症例に対して「再発予防」を目的とした重要な治療手段になる可能性があると考えられます。

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2ヶ月の男児

グリオーマ(脳の中で神経細胞を支えているグリア細胞が腫瘍化したもの)の中で最も悪性度の高いものがグリオブラストーマ(膠芽腫)です。浸潤が早く手術による全摘は困難で、平均生存期間は約1年と極めて予後不良である脳腫瘍です。また、放射線療法や化学療法も本脳腫瘍には、ほとんど効果が無いと言われています。

頭部画像所見では、右側頭葉から後頭葉領域に内部構造が不均一で、一部腫瘍内出血をともなう直径約7cmの占拠性病変が認められました。入院後16日目に腫瘍全摘出術(手術Ⅰ)を施行し、摘出組織所見から、神経膠芽腫(WHO gradeⅣ)と診断されました。術後、3歳未満である患児に対して放射線治療の適応はなく、また家族とのインフォームドコンセントのもと化学療法は行なわず外来で経過観察していましたが、手術Ⅰ後7ヶ月目の頭部CTで再発が確認され、再発腫瘍全摘出術(手術Ⅱ)を行いました。

活性化自己リンパ球療法を手術Ⅱ後2ヶ月目から開始しました。開始時点の頭部CTでは再々発はありませんでしたが、手術Ⅱ後4ヶ月目の頭部CTで再々発が確認されました。その後もリンパ球療法を継続しましたが、腫瘍の増大が進行したため手術Ⅱ後9ヶ月目に再々発腫瘍全摘手術(手術Ⅲ)を行いました。残存腫瘍が強く推定されたことから、腫瘍細胞量が少ない時期から治療を開始することによる効果を期待して、手術Ⅲ後は術直後から活性化自己リンパ球療法を再開しました。手術Ⅲ後22ヶ月目の頭部CTで再発は見られず、7歳5ヶ月の現在無病生存中であり、良好なQOLを維持することができています。

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脳腫瘍 グリオブラストーマ(膠芽腫) 症例2脳腫瘍 グリオブラストーマ(膠芽腫) 症例3脳腫瘍 メドロブラストーマ(髄芽腫) 症例1その他の症例を見る