51歳女性

1991年6月25日、卵巣がんの為、摘出手術をおこないました。(単純子宮全摘出術、両附属器切除術、骨盤傍大動脈リンパ節廊清術、大網切除術)。左卵巣がんはすでに破綻しており、直腸表面、ダグラス窩、小骨盤壁に2~数mmの転移が多数認められました。

外来にて活性化自己リンパ球療法(免疫療法)による卵巣がん治療を行ないました。7回の活性化自己リンパ球療法による卵巣がん治療施行後、腹水はなく、転移もすべて消失していました。

その後、さらに活性化自己リンパ球療法による卵巣がん治療を11回行ないましたが、1994年3月30日において卵巣がんの再発はなく、活性化自己リンパ球療法による卵巣がん治療完了後1年11ヶ月経過した1994年12月においても良好なQOLを維持しています。

J.Jpn.Soc.Cancer Ther ,30(7),967-971,1995 より抜粋致しました。

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