67歳、女性

活性化自己リンパ球療法(免疫療法)による治療でQOL(生活の質)の改善(腹水の減少)が確認された大腸がんの症例です。

大腸がんの手術後、腹膜播種により大量の腹水が溜まり、他の病院で抗がん剤による大腸がん治療を行っていましたが、副作用が強く断念し、活性化自己リンパ球療法(免疫療法)による大腸がん治療を希望されました。活性化自己リンパ球療法による大腸がん治療の十分な説明を受けた後、毎週1回のスケジュールで大腸がん治療を開始しました。

初診時は、座れないほどの大量の腹水を認めましたが、活性化自己リンパ球療法による大腸がん治療4回目頃から腹水が減少し、治療7回目頃から食欲が徐々に回復しました。活性化自己リンパ球による大腸がん治療12回の1クール終了時には腹水はほとんど消失し、QOL(生活の質)が著明に改善されました。

本内容は、月刊新医療2005年1月号掲載記事から抜粋しました

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