白山通りクリニック主催「第3回がん免疫細胞治療研究会」ガーデンシティー品川にて開催

2013年11月10日、株式会社リンフォテック(代表取締役 関根暉彬) の基幹医療機関、医療法人社団輪生会 白山通りクリニック(小川健治理事長)主催の「第3回がん免疫細胞治療研究会」が、ガーデンシティー品川にて行われたことをお知らせ致します。リンフォテックは、関根暉彬博士(現 当社代表取締役)が開発した活性化自己Tリンパ球の製造方法について、「メモリーT細胞を主成分とするリンパ球細胞群の製造方法」に関する国内出願特許(2012年4月)が2013年10月に公開(特開2013-215141)されましたことをお知らせ致します。

白山通りクリニックは、免疫細胞治療を提供する全国の提携医療機関との共同診療体制の高質化を目的として、毎年、「がん免疫細胞治療研究会」を実施し、提携医療機関のスタッフを交え、新しい治療法、臨床研究の活動報告、症例検討の他、療法を取り巻く最新動向に関する報告を行い、相互の連携強化と情報の共有化を図っています。

本会では、弊社が白山通りクリニックへ技術提供している「活性化自己リンパ球(関根法)」を用いたがん治療の有効臨床報告として、クリニックC4(青木幸昌理事長)よりトモセラピー併用による進行がんの局所制御、玉名地域保健医療センター(赤木純児院長)よりハイパーサーミア併用による治療と治療効果の特徴、篠崎クリニック(篠崎洋二理事長)より低温岩盤浴療法併用による進行がんに対する治療効果が発表され、参加された提携医療機関の医師らと症例および治療方法について、活発な意見交換が行われました。特別講演では、西台クリニック(済陽高穂理事長)より「進行がんの食事療法」と題した講演がなされました。

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弊社からは、代表取締役社長関根暉彬が「活性化自己リンパ球のがん特異性」と題し、免疫細胞療法「活性化自己リンパ球療法」の抗腫瘍メカニズムに関して最近の知見をもとに報告し、研究開発部の茅野より、「再生医療安全確保法施行後の対応の見直しについて」と題し、国会で審議中の再生医療新法および改正薬事法等、再生・細胞医療を取り巻く法制度等について講演を行いました。